今日はＴＫＤ堅田スクールの練習日です。
子供を怒るときに考えていることがあります。
１つはいつも怒らないということです。
子供は環境への適応力が大人以上に優れているので、怒られてばかりいるとだんだん慣れてしまいます。
そうなると怒っても効果がないので、子供を怒るときはなるべくピンポイントに、それでいて思いっきり怒ります。
経験的に思うだけですが、この方が効果は高いようです。
子供達がスクールの中でふざけたり遊んだりだらだらしたりと、保護者の方から見ればイライラする時もあると思います。
指導側からすれば、そういう部分はほぼ全て見えています。
ほっておくと子供はエスカレートしていくので、限度を越えた時にガツンと怒ります。
そうすると子供に「やりすぎたらめちゃくちゃ怒られる」という経験が入り、だんだんとやりすぎることがなくなってきます。
この感覚が他にもつながり、段々とバランスが取れるようになってくると考えています。

スクールの中で全部全部怒ったり、いつも厳しくしていればスクールの中では大人しい子供にはなると思います。
しかし、武道である以上、稽古が日常に還元されなければ意味がありません。
そう言った意味から、子供達個人の感性から育てていく指導を目指しています。
もちろん時間はかかると思いますが、長い目でみて頂ければありがたいです。
よろしくお願いいたします。