今日はＪＲ石山駅近くの体育館にて「第１回テコンドーフェスティバルinｓｈｉｇａ」が開催されました。
テコンドーフェスティバルとは、試合や演武、テコンドーダンスなどを合わせたお祭りのようなイベントで、テコンドーを通じてたくさんの人達が楽しく過ごしてもらうためのものです。
韓国語で「お祭り」などを意味する「ハンマダン」をアレンジした「ハナマダン」の垂れ幕を正面に掲げ、午前１０時３０分より開会式が行われました。
来賓の方々のご挨拶の後、選手宣誓を努めたのはＴＫＤ大津京の嶋田選手。
テコンドー初めての選手宣誓で、なんと練習時間はたった１分。
大変緊張したとは思いますが、見事に立派な宣誓をしてくれました。
こういう部分にも子供達の成長を見ることが出来て、とても嬉しく思います。
選手宣誓の後は試合のルール説明があり、テコンドーの試合を見たことがない人にも試合を分かりやすく楽しんでもらえるような工夫がされていました。
実演をする選手２人とリンクステコンドーアカデミー坂口師範の絶妙な解説が場内の雰囲気を和ませ、こういった部分もフェスティバルのいい部分だなあと思いました。

開会式終了後すぐに子供達の１回戦が始まります。
今回は各階級４人ずつ選抜された選手達の試合なので、１回戦が準決勝です。
滋賀県のテコンドーフェスティバルなので、選手は大体いつも練習している仲間達です。
お互い手の内を知り、やりにくさもあるでしょうが試合は試合。各自が全力で戦っていきます。
１回戦終了後にリンクステコンドーアカデミーの日本代表選手によるデモンストレーションが行われました。
さすがのスピードと迫力に場内の空気は一変。
たくさんの人にテコンドーの魅力を伝えられたとともに、子供達にはたくさんの夢を与えてもらえたと思います。
その後テコンドーダンスの発表が行われたり、体験参加のダンスもありと、フェスティバルとしての楽しさを感じてもらえた時間になったと思います。

お昼休憩の後は子供達の決勝戦です。
見ている方も応援に力が入り、会場も大いに盛り上がりをみせました。
試合の内容としては良い試合もたくさんある一方、課題の残る試合もありました。
あとは全体的には相手の攻撃をもらわない試合をしていかないと、これからの試合は難しくなっていくと思います。
相手の技をよけるステップとカウンターの練習を、これからも続けて行こうと思います。

決勝戦終了後はもう一度テコンドーダンスの体験参加が行われました。
試合に出場した子供達も全員参加し、楽しくダンスを教えてもらいました。
ＴＫＤ滋賀でもテコンドーダンスを普及させて、次回はダンスの大会にも出場したいと思います。

大会の進行は非常にスムーズに進み、午後の早い時間には全日程を終了しました。
閉会式終了後に参加者全員で片付けをして、第１回のテコンドーフェスティバルは終了しました。
試合に参加した子供達にも怪我などはなく、無事に終了出来てほっとしています。
最後になりましたが大会の開催にご協力を頂きました協賛各社の皆様、関係各位、リンクステコンドーアカデミー及び大阪産業大学の皆様、ＴＫＤ滋賀の保護者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
これからもテコンドーＴＫＤの活動にご理解とご協力をお願いいたします。

テコンドーＴＫＤ
内田義晃